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「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

14 かいこ・しゅぎ

蹊・・・かいこ・しゅぎ

 
 前回の日記
 完全な自暴自棄である。
 「八つ当たり」過ぎ
 不快に思われた方も多かったと思っている。
 でも。
 言い訳しない
 だって。
 それも私なのだから

 その後「我が職場の給与事務」の顛末は。
 先週の土曜日
 同僚大半の仕事をして・・倒れてしまった
 慌てて処理したその仕事
 殆ど間違っていたのは・・仕方ないのだろう。
 だから
 は。
 先週前半、月火水の3日間
 社会保険事務所、公共職業安定所、税務署、労働基準局・・・
 関係部署電話で聞きまくることになる

 まぁ。
 如何云う仕事をすれば良いのか
 同僚「道を作ってくれた」のは・・非常に有り難たかった

 そーして。
 とっても不思議だったのだけれど。
 「我が本社」も含め
 「全ての行政機関」非常に協力的だったこと。

 「給与事務担当の子が急に辞めて・・何も判らない」
 って「枕詞(まくらことば)」を付けると。
 「迷惑そーな言葉」は一切なく、的確に教えてくれ・・た
 更に
 「その業務は『うちの管轄ではない』ので『不確かなコト』は言えない」
 なんてには。
 ワザワザ管轄部署に電話を廻してくれたり、担当者直通の電話番号を教えてくれた
 だから。
 何とか「基礎資料」を作ることが出来たのだ。

 最後に。
 「給与システム」「財務電算システム」なんて入力して
 各人の「給与・賃金・報酬」確定させなきゃなんない
 でも。
 「入力の操作」なんて・・全く判らない

 だから。
 「『操作マニュアル』を読んでる時間(ひま)がない。」
 「馬鹿でも入力できる方法を教えてくれっ!」 って所管部署に伝えると。

 「一括入力」なんて高度?な技術じゃなく
 猿でも出来る「個人毎の入力方法」・・一つひとつ詳細に説明してくれた
 「入力終わったらっ『確認』ってボタンを押すのを忘れずにっ!」・・なんて具合に

 そーして。
 最後の最後に。
 「ある報酬の支払」「予算が足りない」ってことが・・判明した
 慌てて
 「今日中に入力しなきゃ・・報酬が払えない」
 って・・「予算を管理する部署」に電話すると。

 「げえっ。今日中ですかっ!」・・・
 「担当者が絶句した」のだけれど。
 何と。
 「2時間後」に・・予算付いた
 通常なら。
 散々文句を言われ・・「3日は掛かる」のに

 「『操作マニュアル』『前年、前月の書類』を見れば、仕事が出来る」
 2~3年コロコロと担当者が転勤する、我が「こーむいん職場」の特徴である。
 とは云うものの
 年度末担当者が突然辞めて「『引継ぎ』が一切ない」なんての
 ・・「異常事態」である。

 そのためか。
 「我が職場」を取り巻く状況は。
 「秘(ひそ)かに『非常事態宣言』が発令されてた」よーで

 「全ての部署」が、無条件で全面的に支援してくれた

 だから。
 残り3日間しかなかった、作業期限の3月5日まで
 如何にか「給与事務」が完了した
 流石に「残業に追い捲られた」のだけれど。

 取り敢えず一息ついた3月6日(木)
 フラフラの状態だったのだが。
 午前中だけ休暇を取って昼から出勤した
 3月10日払いの「所得税」の処理・・忘れてたから
 前月の書類人に聞き撒くって・・何とか終わった

 でも。
 平行して別の作業あり・・
 そこで。
 私は「大きなミス(しっぱい)」をした

 「私が犯したミス」は。
 我が職場では、年に1~2回発生する
 でも。
 昨年までは。
 「所属長」に知らせることなく・・グループ内々に処理してきた

 前回の日記書いたよーに。
 は。
 「直属の上司のミス」「所属長」チクッた
 「辞めた子が、余りに可哀想だった」からなのだけれど。
 それは。
 「『他人(ひと)の人生』に、私が関わるコトなんて出来ないのだから、関与しない」
 と云う「私の主義」に完全に反している

 その上
 「人(上司)のミス」をチクッておきながら、「自分のミス」は素知らぬ顔をする
 なんて・・「私の信条」が許さない

 でも。
 そのまま「所属長」に知らせた
 彼の性格から考えて。
 絶対、直に、自ら車を走らせて、謝罪に行く
 今の時期
 「所属長」は、土日返上の勤務体制
 疲れ切ってフラフラなのは・・考える以前のコト
 そして。
 私自身・・トテモ自ら走れる状態じゃない

 悩んだ末
 「相手の方」再度来て貰って、処理を終えた
 そして。
 「所属長」事後報告をした

 「所属長」は。
 「その書類」をチェックして
 「明日(金曜日)、謝罪の電話をしておく」
 と・・言ってくれた

 「自らのミス」を報告したセイで。
 我がグループ
 「関連する書類の再チェック」をする破目なった
 「関連する書類の再チェック」と言っても
 「30分あれば出来る」のだ・・が
 は。
 先延ばししてきた「うつ」通院のため
 如何しても翌日(金曜日)には、出勤できない
 だから。
 体調を崩して休んでた「もう1人の同僚には済まない」と思っている。

 何か。
 今回の騒動で。
 「若き日の自分」思い出した

 「生意気」で。
 何時も上司に噛み付いては・・ヤンワリと諭された
 そーして。
 何時も、怒りながら時には日付が変わる「残業」明け暮れ・・。
 でも
 「仕事を遣り遂げた」途端
 その「嬉しさ」から
 「嫌なコト」なんて・・みーんな忘れてた
 だから・・失敗を繰り返すって・・か?

 今の「所属長」は。
 「言葉で飾り」、それでいて「責任回避を図る、今の組織幹部」の中では
 ・・すこおし『異質』である
 何か
 「古き時代の上司」の匂いがする。

 昔の職場じゃ。
 「上司」「部下が忙しい中、無理をしている」のは判っているのだけれど。
 「部下」は、「忙しかったので」なんて「言い訳」は決してしない
 「上司」は、「忙しかったから仕方ない」なんて「慰め」は絶対にしない
 「ミス」は「ミス」なのだ

 だから。
 「イキナリ叱られた」が、必ず「上司」が「相手への謝罪(フォロー)」をしてくれた
 だから。
 「部下」は、何も恐れず思いっきり仕事が出来た

 昨日
 「レコード・プレーヤー」届いた
 「CD」聴いているうちに
 その「完璧主義(でじたる)」な音に、すこおし違和感を感じたから。
 だから。
 再び貧乏性戻ってしまった「震える手」「レコード・プレーヤー」を注文していた
 ・・1万円もしなかったのだけれど。

 早速
 懐かしい「ブラームスのヴァイオリン協奏曲(紐育フィル)」「ヴィヴァルディの四季(イ・ムジチ合奏団)」「レコードLP盤」を聴いている
 30年前の「アンプ(LUXMAN)」繋いで

 震えるヴァイオリン音色
 か細い管楽器音色

 アンプが古いから
 レコードが古いからか。
 微かに揺れる音ある
 そして。
 「レコード盤」特有擦(かす)れる音(のいず)
 でも。
 そこからは。
 「音楽」に混じって「郷愁(のすたるじぃ)」聴こえてくる

 は。
 「嫌な仕事」に我慢しながら文句ばかり足れる「クソみたいな奴」だし。
 一生「奴隷」のよーに生きて行くしか能がないのだろう。

 「上滑り(うわっすべり)の言葉」ばかり氾濫する世の中では。
 何時しか「完璧主義(でじたる)」が求められるようになっていた。
 だから。
 みーんな「失敗」を恐れ「失敗しそうなコト(しごと)」は、他人(ひと)に押し付けるよーになった。
 まぁ。
 今に始まったコトじゃないんだろーけれど

 全ての「音(こと)」を、忠実に再現するデジタル時代には。
 のよーなアナログ人間は、それほど必要な存在じゃない

 でも。
 「人の暖かさ」「郷愁」なんて
 決して「CD」からは、聴こえて来やしないのだ




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